杏林堂(静岡県のドラックストア)で
まるちゃんの「山本屋総本家監修 味噌煮込うどん」を見かけて、
なんとなく手に取りました。

俺は名古屋の味噌煮込うどんが好きで、
山本屋総本家も、山本屋総本山も、どちらも実際に食べたことがあります。

正直、
インスタント麺であの味が再現できるとは思っていませんでした。

ところが食べてみると、
「あれ?意外と似てるな」
「この酸味、どこかで覚えがある」
そんな感想が出てきました。

そこから気になったのが、
山本屋総本家と山本屋総本山って、結局何が違うんだろう?
という点です。

この記事では、
まるちゃん監修の味噌煮込うどんを食べたことをきっかけに、
「山本屋」の関係性や味の違い、
特に“酸味”について整理してみます。

まるちゃん山本屋総本家監修の味噌煮込うどんを食べた正直な感想

結論から言うと、
(静岡県民の俺から見て)意外と似ている、悪くない。普通に良いかもです。

特に印象に残ったのが麺。
湯で時間は3分ですが、しっかり腰があって、
食べた瞬間に
「名古屋で食べた味噌煮込うどんの麺だ」
と感じました。

このゴワっとした食感は、
味噌煮込うどんを知っている人ほど評価するポイントだと思います。

この酸味、どこかで覚えがある?と思った理由

スープを一口飲んだとき、
正直、少しだけ
「ん?」
と思いました。

ちょっと酸味を感じる。

ただ、その違和感は嫌なものではなく、
むしろ
「これ、ご飯と一緒に食べたいな」
と思わせる方向の味でした。

この酸味が「山本屋総本家」なのかも?と思いました。

あと、山本屋総本家は麺にそば粉を使用しているという違いがありますよね!

※うどんには、打ち粉に「そば粉」を使用しております。

おしながき(本家) – 山本屋総本家|名古屋名物味噌煮込みうどんの名店山本屋総本家|名古屋名物味噌煮込みうどんの名店

まつちゃんの味噌煮込みうどんにはそば粉は入ってなさそう

山本屋・山本屋総本家・山本屋本店は同じ店?まず全体像を整理

名古屋の味噌煮込うどんで調べていくと、
「山本屋」という名前の店が複数出てきて混乱します。

結論から言うと、現在確認できる限り、山本屋は三つ存在します。(有限会社山本屋は、今回調べて初めて知りました)

  • 山本屋(有限会社山本屋)
  • 山本屋総本家
  • 山本屋本店

そして重要なのは、
この三つは「すべて同じ系譜」とは言えないという点です。

公式情報をもとに整理すると、

  • 山本屋 と 山本屋総本家 → 関係があると読み取れる
  • 山本屋本店 → 関係があるかどうかは不明

山本屋と山本屋総本家は関係ある?【1925年が共通の起点】

まず、
山本屋(有限会社山本屋)
山本屋総本家について。

この二つは、公式情報上、同じ起点を持っています。

  • 起点は 大正14年(1925年)
  • 創業者は 島本万吉
  • 場所は 名古屋・大須

有限会社山本屋の公式サイトには、

初代・島本万吉が、大正14年(1925年)に
名古屋・大須で「山本にこみ」を開いたことが始まり

山本屋について|100年以上続く名古屋名物・味噌煮込みうどんの老舗

と記載があります。

一方、山本屋総本家の公式サイトにも、

大正十四年名古屋大須にて、初代店主である島本万吉と妻きぬから

山本屋総本家について – 山本屋総本家|名古屋名物味噌煮込みうどんの名店山本屋総本家|名古屋名物味噌煮込みうどんの名店

とあり、
年・人物・場所が一致しています。

さらに、有限会社山本屋の説明では、
事業が拡大する中で複数に分かれて運営されるようになった
という趣旨の記述も確認できます。

これらを踏まえると、

  • 山本屋 と 山本屋総本家は、1925年の同一ルーツから分岐した関係

山本屋本店は関係ある?【1907年の独立系として扱うのが妥当】

次に、山本屋本店です。

山本屋本店の公式情報では、

  • 創業:明治40年(1907年)
  • 会社設立:昭和35年(1960年)

とされています。

年代だけを見ると、
1907年 → 1925年
なので、一番古い歴史・存在に見えます。

ただし、

  • 島本万吉の名前
  • 1925年の「山本にこみ」
  • 山本屋/山本屋総本家との分岐

これらについて、
山本屋本店の公式情報には言及がないことです。

そのため事実として言えるのは、

「関係がない」と断定もできないが、
「関係がある」とも言えない。

年表で整理するとこうなる

1907年(明治40年)
│
│  ●山本屋本店
│  └ 1907年創業
│  └ 1960年(昭和35年)法人化
│

1925年(大正14年)
│
│  島本万吉
│  └ 名古屋・大須で「山本にこみ」を開く
│
├── 分岐 ──
│
       ●山本屋(有限会社山本屋)
      └ 1925年の流れを引く系統

       ●山本屋総本家
      └ 同じく1925年の流れを引く系統
      └ 1969年に法人化

山本屋総本家は酸味がある?味の違いを正直に

山本屋総本家は、確かに酸味を感じることがあります。

  • 八丁味噌(赤味噌)
  • 煮込むこと

のようです。

酸味と渋みアクセントに

うどん 赤味噌で煮込む(山本屋総本家の社長):地域ニュース : 読売新聞

その分、
麺や具、ご飯と合わせたときに完成する味、
という印象があります。

一方、山本屋本店に対する味噌情報は以下です。

地元特産の赤味噌と白味噌にザラメを独自の技術でブレンドしたオリジナルのあじ味噌

【2025】名古屋・味噌煮込みうどんの名店7選!山本屋など美味しいお店を厳選 |じゃらんニュース

まとめ

結論として、

  • 山本屋 と 山本屋総本家
    → 1925年・島本万吉を起点とする
    同一ルーツからの分岐
  • 山本屋本店
    → 1907年創業を掲げる
    年代は最古だが、関係性は不明

「山本屋の元祖はどこか?」と
一つに決めたくなりますが、
公式情報を見る限り、
一本の系譜で語れる話ではありません。

ただ、この背景を知った上で食べると、
山本屋の味噌煮込うどんは、
少し違って見えてくると思います。深いです。

名古屋で味噌煮込うどんを食べたことがある人、
静岡に住んでいて、たまに名古屋の味が恋しくなる人には、

食べて終わりにせず、
その背景を知ると、
味噌煮込うどんはもう一段面白くなります。

ABOUT ME
静岡フナ
ハンドルネーム:フナ 静岡をこよなく愛しているサラリーマン(ついに40代男、月日は恐ろしい、、、)。 静岡を散歩し、日々いろいろ観察し発見を心がけています。 ※普段はサラリーマンらしくスーツです 特徴としましては ・辛さに弱く ・日差しに弱いです 以前は、静岡探検倶楽部でブログをしていました。