静岡県民の方は、静岡銀行(静銀)を利用している人は多いのではないでしょうか?
静岡県にはメガバンクも少ないので、静銀か近所の信金かどちらかの人が多いのではないでしょうか。
そんな俺も静銀ユーザーなのですが、利用していたるてーとメント型総合口座が終了するというのです。
静銀でステートメント型総合口座が良かったこと
そもそも俺が何故ステートメント口座を利用したかと言いますと(普通の口座からステートメント口座に変更した理由)
- セブンイレブンのATM利用手数料が無料
だったことです。
そんな魅力のステートメント口座のサービスが終了するという案内が静銀から来ました。
サービス終了で学ぶべきやり方1、サービス自身が終了するのではなく優遇サービスが終了するんだよというすり替え
ここからは、サラリーマンの俺が社会人経験から、静銀のこのサービス終了に伴うやり口を (想像で) 語らせてもらいます。
静銀としては、きっとステートメント口座のサービスを終了したいんだと思います。そうなると、そのサービスを利用しているユーザーを、どこか他の場所に移さないとならないのですが、移すのではなく自発的に選択し移ってもらうのが理想です。
そのため、あくまでこのサービスが終了するのは無く、
このサービスの優遇サービスが終了するといううまいやり方ですね。そんな優遇サービスにサービス提供期間なんて元は定義されていなかったと思いますからね(-.-;)
サービスは終了しないけど、サービスの魅力を無くす
つまり、俺が魅力だったと思う事を「実は優遇サービスでした」とし、その優遇サービスを終了させるということです。
これにより、ステートメント口座のサービス自体は残っているんですが、魅力を無くすといううまいやり方ですね。
サービス終了で学ぶべきやり方2、魅力を無くすだけでなくデメリットも付ける
魅力がなくなるだけなら、普通と変わらないのでまだそのサービスを使い続けるユーザーが残るかもしれません。
そのため、デメリットも付けてました。
- 口座管理手数料が有料になる
口座管理手数料の発生・発動!
口座管理手数料って聞いたことありますか?
普通の通帳扱い口座でも無料でかからない手数料です。
この普通は無い手数料をこれからは強制的に発生させるということで、むしろステートメント口座にとどまるとデメリットしかない状態にします。
恐ろしい強制誘導ですね、、、
サービス終了で学ぶべきやり方3、サービス終了後に遜色なく移行できる先を案内する
では、そんな魅力的なサービスが無くなるだけで、ユーザーが困っただけの状態を創り出しては、「ふざけるな!」とクレームになります。さらには身勝手な取り決めにユーザーが他に逃げてしまいます。
サービスが終了しても、遜色なく使える別のサービスを案内し移行の手助けをしてあげることで、ユーザーの怒りを最小限に抑えスムーズにサービス終了に持って行けます。
やはり、プロですね、、、(学ぶべきことが多い)
サービス終了で学ぶべきやり方4、最後に今すぐサービスを移行すればキャッシュバック(一時的なメリット)がある
いわゆる、とどめですね。
サービス終了したクレームを抑え、さらにお手間を取らせてすみませんと言うキャッシュバックで「まあ、それならいいか。手間も無く、簡単な手続きでインパクトも少ないし」と思って終わらせてくれています。
一度世に出したサービスを終了させるという難しですね、お客が付くと。
サービスを終わらせるためのやり方はこうするのが良いんですね。スイッチングコストというやつですね。なるほど、勉強になりました。