とうがらしの種が復活していた!懐かしいお菓子を静岡で発見

あまのや繁田商店でお菓子を見ていたら、懐かしい「とうがらしの種」を発見しました。
「うわ、これ懐かしい!」
俺がよく食べていたのは、たしか20歳前後だったと思います。辛いものは苦手なんですが、とうがらしの種はなぜか別。辛いと思いながらも、ついつい手が伸びちゃうんですよね。
そういえば、一時期まったく見かけなくなったような……。
以前、久しぶりに買いたいと思って探したときには、Amazonでも見つけられなかった記憶があります。
気になって調べてみると、昔とうがらしの種を作っていた「みながわ製菓」は2016年に経営破綻。その後、越後製菓が商標権の譲渡を受け、商品ブランドを引き継いでいました。
そんなドラマがあったとは全然知りませんでした。
今回は、久しぶりに食べたとうがらしの種の味と、一度姿を消してから復活するまでの経緯を紹介します。
とうがらしの種とは?1986年発売の懐かしい米菓
とうがらしの種は、もともと新潟県上越市のみながわ製菓が販売していた米菓です。

発売されたのは1986年。現在は越後製菓から販売されています。
現在の商品は国産うるち米を使った薄焼きせんべいで、一味唐辛子のきいた特製醤油だれで仕上げられています。
薄くてパリッとした食感に、あとからやってくる唐辛子の辛さ。
俺にとっては20歳前後によく食べていた懐かしいお菓子ですが、調べてみると知らなかった歴史がありました。
とうがらしの種が消えた?みながわ製菓は2016年に経営破綻
「そういえば一時期見かけなかったような?」という記憶でした。それで、今回とうがらしの種について調べようと思いました。
実際、製造していたみながわ製菓は2016年8月31日に事業を停止しています。
当時の報道によると、原料や資材価格の高騰による採算悪化、競争激化による売上減少などが重なり、資金繰りが限界に達したとされています。
東京商工リサーチでも、2016年9月8日に再度の資金ショートを起こし、行き詰まりが表面化したと報じられています。
俺はそんな事情をまったく知らず、「最近見ないな」くらいに思っていました。
懐かしくて買ったお菓子を調べて、まさか製造していた会社の経営破綻まで知ることになるとは思いませんでした。
とうがらしの種は越後製菓が引き継いで2017年に復活
みながわ製菓の経営破綻で終わらなかったのが、とうがらしの種のおもしろいところです。
越後製菓の公式沿革によると、2016年にみながわ製菓から「とうがらしの種」などの商標権の譲渡を受けています。
そして2017年、商品ブランドを引き継いだ「とうがらしの種」「わさびの種」「山椒の種」を販売しました。
当時の報道によると、とうがらしの種などの発売日は2017年2月20日。たれのレシピは基本的にみながわ製菓時代と同じとしながらも、食味や食感は改善されたとされています。
つまり、昔のとうがらしの種がそのまま残っていたわけではなく、一度姿を消したあと、越後製菓がブランドを引き継いで復活したということです。
こんなドラマがあったとは知りませんでした。
昔好きだった商品が今でも食べられるのは、ちょっとうれしいですね。
とうがらしの種はどこで売ってる?静岡のあまのや繁田商店で発見
とうがらしの種は現在も越後製菓から販売されていますが、俺は普段行くスーパーではあまり見かけません。

実は以前、久しぶりに食べたいと思って探したことがあります。そのときはAmazonでも見つけられなかった記憶があり、「もう売ってないのかな?」と思っていました。
だからこそ、今回あまのや繁田商店で見つけたときは懐かしかったです。
現在は越後製菓のオンラインショップで販売されていて、Amazonでも取り扱いを確認できました。
俺が以前探したときに本当にAmazonで取り扱いがなかったのか、たまたま一時だったのかは確認できません。
スーパーなどの取り扱いも店舗によって異なるので、「スーパーでは売っていない」というわけではありません。
少なくとも俺が訪問したときには、静岡のあまのや繁田商店で購入できました。
あまのや繁田商店は、とうがらしの種以外にも懐かしい駄菓子や珍しいお菓子がたくさん並んでいます。以前、店内の様子や実際に買った駄菓子も紹介しているので、気になる人はこちらもどうぞ。
👉 静岡市呉服町「あまのや繁田商店」で駄菓子を買ってきた記事はこちら
久しぶりに食べたとうがらしの種|辛いのに止まらない
久しぶりに食べてみると、やっぱり辛い。
俺は辛いものが苦手なので、食べていると口の中がヒリヒリしてきます。
それでも「もう一枚」と手が伸びちゃうんですよね。
薄くパリッとした食感と醤油味、そのあとにくる唐辛子の辛さ。この繰り返しで、ついつい食べ続けてしまいます。
そして俺が昔から一緒に飲んでいたのが牛乳です。
とうがらしの種を食べて、辛くなったら牛乳を飲んで、また食べる。この組み合わせが何かいいんですよね。
昔とまったく同じ味なのかと聞かれると、20歳前後の記憶なので、そこまでは正確に覚えていません。
実際、現在の商品は越後製菓が食味や食感を改善して販売しています。
それでも俺には「そうそう、こんな感じだったな」と思わせてくれる懐かしさがありました。

もうひとつ、最近食べていて気になったのが湿気です。
俺が食べたときは、開封して置いておくとパリッとした食感が弱くなってしまいました。
一度に食べ切らない場合は、しっかり袋を閉じて保存した方がよさそうです。
【あまのや繁田商店 呉服町店】
静岡市で駄菓子や懐かしいお菓子を探すときにも立ち寄りたいお店です。
今回、俺はここでとうがらしの種を見つけました。
・住所:静岡県静岡市葵区呉服町2丁目2-8
・営業時間:10:00~20:00
・定休日:無休(1月1日を除く)
・駐車場:専用駐車場はなし
・支払い方法:現金のみ
・電話番号:054-330-9206
とうがらしの種の取り扱い状況は変わる可能性があるので、必ず買えるとは限りません。
静岡のお菓子では、田丸屋の「しらすかるせん」も実際に食べています。しらすを使った軽いせんべいで、静岡土産を探している人にもおすすめです。
👉 静岡の田丸屋「しらすかるせん」を食べてみた記事はこちら
まとめ|懐かしいとうがらしの種には知らなかったドラマがあった
あまのや繁田商店で偶然見つけた、懐かしいとうがらしの種。
俺がよく食べていたのは20歳前後でしたが、当時はもちろん、その後みながわ製菓が経営破綻するなんて知りませんでした。
2016年にみながわ製菓が事業を停止したあと、越後製菓が商標権と商品ブランドを引き継ぎ、2017年にとうがらしの種を復活させています。
辛いものが苦手な俺でも、牛乳を飲みながらついつい食べちゃうのは昔と同じ。
結論として、何気なく懐かしくて買ったお菓子でしたが、調べてみると想像以上にドラマのある商品でした。
一度姿を消したとうがらしの種を、今またこうして食べられる。
なんだか、ちょっとうれしくなりますね。










